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核融合発電 [ニュース]

次世代の発電技術で注目される核融合炉は、いまだ実験段階であり、
加えたエネルギーと生じるエネルギーが同じになる条件を
臨界プラズマ条件と呼び、この条件はJT-60及びJETで到達したとされている。

ところが、電力を取り出そうとすると少々長い時間臨海プラズマ条件よりも
高い条件を長時間保つ必要があるため、自己点火条件と呼ばれる電力が取り出せる条件
を目指して挑戦が続いている。

核というと、危険なものと感じてしまうが、
そもそも、核融合反応を起こすには、技術的に大変困難なため、
何らかの不具合で装置が止まったとしたら、
核融合も止まってしまい、
原子炉による核分裂を使った商業原子炉の危険性とは無縁だ。

しかし、核融合反応で発生する中性子は、核融合炉壁及び建造物を放射化する。
放射化された額融合炉周辺の機械装置や建物が安全に本来の機能を発揮できるような設計が求められる。

三重水素は放射性物質であり正しく管理される必要がある。
特に環境への漏洩阻止は重要である。
三重水素は容易に通常の水素と置き換わるので、
漏洩した場合には三重水素を含む水や有機物が自然界で生じ、
これらは生物の体内に容易に取り込まれる。

三重水素水が生物に取り込まれた場合、
通常の水と化学的な相違点は僅かであるため特定の臓器などに蓄積されたり体内で濃縮されたりする事はほとんどなく、
通常の水と同じように排出される。

生物が三重水素水を取り込んだ場合に半分が排出されるまでの時間(生物学的半減期)は、
人の場合10日から14日程度とされる。

また、三重水素を含む有機物を取り込んだ場合には、
その有機物に見合った蓄積性と濃縮性を示す。

ただし、三重水素は拡散しやすいため一点に留まらず、
また水素が地球上に遍在するために三重水素が環境に放出されても希釈が早く生物濃縮なども受けにくい。

このため、特定の食品などに濃縮されることなどは考えにくい。

しかし、放射能物質ができるので、安全とは言いがたいのではないだろうか?


タグ:核融合発電
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